看護師の方、介護士の方、そして障害施設で働く皆さまへ。
日々の多忙な業務の中で、もしも優しいお気持ちを見失いそうになっているなら、どうか仕事を志されたときのことを思い出していただきたいと思います。初めて入社された日の不安と希望、命を支える覚悟。そのすべてが、今も心の奥に息づいているはずです。
命の現場に慣れてしまうことほど危ういことはありません。経験を積むことは尊い学びであり、成長の糧となります。しかし「慣れ」とは違います。慣れは時に、命に寄り添う心を鈍らせてしまうからです。どうか毎日を学びの場として、新鮮な気持ちを失わずにいていただきたいのです。
現場では時に、マイナスな言葉や雰囲気に心が揺れることもあるでしょう。それでも、前向きで温かい時間の方が、はるかに楽しく、そして人として大きく成長できます。支援を受ける方々に笑顔を届けるためには、まず働く私たち自身が優しさと前向きさを忘れないことが大切です。
ご自身の心に閉じこもるのではなく、どうか利用者の方や患者さまに心を向けてください。そのひとつひとつの眼差しや声かけが、相手にとっては安心や勇気につながります。
ONGROUPの施設は、働く皆さまお一人おひとりの優しいお気持ちが集まり、温かな雰囲気を形づくる場でありたいと願っております。互いに支え合い、心を寄せ合いながら築かれるその雰囲気こそが、福祉の未来を創っていく力になるのです。
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